幼少期から絵本、アニメをとうして絵画に接する機会を経験していますが、成長に伴い絵画の鑑賞、絵画の作成に興味を持つ人が多いのではないでしょうか。

　絵を描く際、まず思い浮かぶのは水彩画です。ただ、水彩画における絵具では、色相・耐久性・色の重ね等を得られず、油絵に進むようになります。

油絵具は周知のように有機溶剤を使用し、環境的な課題・制作に長時間を要し小学生等の低年齢層に向いているとは考えられません。

しかし、感性の豊かな時期に豊かな色相感覚、紙面またはキャンパスに描く楽しさ、喜びを経験させたいものです。水性アクリル・透明水彩絵の具は、教材として絵画教室、個人の愛好家に使用されていますが、色相・耐久性・色の重ね・風合いの面で満足度はまだまだ十分ではありません。

　この程、私共は油絵と水彩画の長所を持つ絵の具の開発に成功しました。

つまり、油絵の具の色相・耐久性・色の重ね・風合いを保ちつつ、環境にやさしい（有機溶剤不使用）、制作時間の短い絵画用絵具が完成しました。それがセルロース使用水彩絵の具です。